B型事業所を作ろうーサービス管理責任者への道 その2

サビ管への道_その2 障害福祉サービス

サビ管への道_その2

サービス管理者基礎研修と補足研修(相談支援部分)を修了してもすぐにボスキャラになれるわけではありません。

2年間修行僧として研鑽を積む

基礎研修等を終了後2年間は、2人目のサビ管としての実務経験を積む必要があります。まあ、直接支援職員として働いていてもよいのですが、2人目のサビ管として、「個別支援計画の原案を作成」することが必要です。例えば事業所に8時間勤務する職員であれば1時間と7時間に分け、1時間のみ原案の作成に関わってもよいわけです。もちろん、個別支援計画は説明と同意を得る必要があり、そこは1人目のサビ管が行います。

何も資格がない場合、8年から10年、サビ管になるまで時間がかかります。サビ管が採用困難な状況はこの部分からも来ています。

サービス管理責任者になるには、実践研修の修了が必要

2年の修行僧で自動的にサビ管になれるのではなく、社会福祉協議会等がやっている実践研修を受けなくてはサビ管として働けません。終了すると「修了証」がもらえます。長い道のりも完成ですが、5年に1回は更新研修を受けなくてはならず、継続して実務に携わる必要があります。

6か月でもよくなった

令和5年2月末に「サービス管理責任者等研修制度の取扱い等について」という文書が厚生労働省から出て、実務経験8年以上(短縮できる資格があれば3年、5年)ならば、基礎研修終了後6か月のうちに原案の作成に10回以上携わると実践研修が受けられるようになりました。やっぱり人が足りないことを認識したのでしょうか。

長い道のり

気がかりな自分の子供のために事業所を開き、サビ管になるには道は遠そうです。

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