療育手帳メリット
療育手帳が届いたら
療育手帳(「愛の手帳」とか別の言い方もある)の交付を受けたら、何に利用できるのか確認したほうがいいです。
私たちはレストランに行ったらまず「メニューをください」と言います。あるいは「おすすめは何ですか」と聞くと思います。
メニューに相当するものが、市町村から出されているご案内本です。毎年窓口で配布されていたり、ホームページ上に掲載されていたりします。
例えば、横浜市役所では、それぞれの区役所の高齢・障害支援課で手帳を提示すると「障害福祉の案内」を該当者1人1部もらえます。ホームページからもダウンロードできるようですし、アプリ版もあるようです。療育手帳は知的障害なので、案内では四角に「知」のマークで対象かどうか教えてくれるのですが、長男君は発達に凸凹があるだけなのに「知的障害」というくくりにされるのは何とも言えないです。(これは「障害者総合支援支援法」で発達障害は知的障害者支援法の知的障害を除き精神障害者に含むというわかりにくい書き方がされています。私もよくわかりません。)
メニューを見ても療育手帳B2である場合、水道料金など公共料金割引は特にないですが、未就学の場合は対象ではないのですが、市営バスや地下鉄が乗れる特別乗車券はもらえます。(年1000円の自己負担あり。)また、観光地の寺社の入場料が本人と付き添い1名まで無料の扱いをしてもらえるところが多いです。京都に旅行に行ったときなどは有効利用させていただきました。鎌倉の寺社は円覚寺や建長寺、長谷寺など主要なところはその取扱いを受けれました。
私たちは共働きなので、出かける時間はあまりとれなかったのですが、せっかく無料の取り扱いなので、小さいうちにできるだけ色々な景色を見せてあげて発達に役立っていいと思います。
療育手帳から直接認定がされるわけではないのですが、手帳を取得したら「特別児童扶養手当」の該当を確認したほうがいいです。この所得の認定が複雑で、世帯単位で配偶者も含まれるのですが、金額はそれぞれ基準があるようです。私たちは当初対象外だったのですが、リーマンショックで給料が貧乏になってしまったので、一時期対象になりました。
後日特別児童扶養手当の経験談も書いていきます。