気がかりさんの長男君の大学受験に向けて

さぼてん IQ85からの大学入学

気がかりさんの高校時代の学習について_その2

予備校の選択

高校2年から始めた、予備校の通学式衛星通信授業ですが、2校選びました。
一つは東進さんで、通学途中の乗り換え駅にある予備校で、長男君が自分で体験申し込みをして、利用してみました。長男君の志望は理科系で、本人は横浜国大とかのたまわっていましたが、そもそもその高校から一般入試で入学した実績などほぼありません。東進さんからは何度かお電話でお誘いをいただきましたが、何しろ半年50万規模で1年100万、おいそれと出せる金額ではありません。皆さんどうやって工面しているのでしょうか。
やはり他も比べたほうがいいのではないかと思い、隣駅の河合さんに体験を申し込みました。保護者も一緒に申し込みに来てくださいというので、行きました。やはりプランを提示されて、金額も同じくらい。
「じゃー、両方やっちゃおうか」とお金持ちなら言えるのですが、うちは貧乏人。高校の学費だけで100万もするのにそうはいかにので、東進と河合両方の体験をして、本人に選ばせました。
「東進のほうが近くに複数教室があるので、受講しやすい」ということで、最初の6か月約50万支払いました( ;∀;)。

これで6か月は大丈夫と思ったんですが、3か月ぐらいで次のコースが案内されて、申し込む必要があるようです。本人は、自分のペースでできないので、あまり気乗りしないようなので、半年で(実際は3か月で)東進さんとはお別れしました。衛星授業は合う人と合わない人がいるようです。アスペ君の長男君は相手のペースに合わせるのは不得手なので、自分のペースを守り続けたい、そういう塾は見当たらなかったので、Z会にお世話になりました。

入試方法は本人の特性に合わせる

まあ模試を受けてもあまりぱぁーっとしない長男君でしたが、取り柄があります。定期テストなど決められたパタンのテストはとても得意。毎回クラスで上位(1から3)を取り続けられます。ここはアスペ君の取り柄です。ならば、もう塾に集中するこちはせず、日ごろの学習態度を評価する入試に集中すればいいのではないか。

大学への入学には方法がいくつかあります。
一般入試、総合型選抜、指定校推薦ですが、指定校は高校の実績と本人の日ごろの学習態度が評価の対象となります。
長男君の一貫校では進学実績はそれほどよくはないのですが、スポーツ系の実績が大きく、伝統校でもあるので中堅どころの私立大学の推薦枠はほどほどにあります。私立なので、進学校から滑りどまった生徒さんも多いので、そういう方は一般受験クラスでかなりいい大学に進学します。もちろん部活動の競技まで指定された枠もありましたが、早慶に次ぐ理系大学の枠が一つあり、特にスポーツの実績は問われないものでした。ここに習いを定め、2年の後半から入試の勉強はせず、定期テストに集中していきます。

指定校に進むためには、一番大事なのは推薦入試の面接ではありません。面接はよっぽどのことがない限り不合格とならないのですが、志望理由書に基づく学内選抜はかなり激しい争いです。
学内選抜の重要な資料である内申点ですが、1年2年の3学期と3年生の1学期が同じ重みをもちます。そう、3年は1学期の2回の定期テストで、他学年の5回の定期テスト分の重さがあります。
幸い長男君は3年1学期の出来が良く、9月の学内選抜で勝ちぬきました。
もっとも、選抜は一貫校と3年クラス全体で行われますが、先生を通じて大体の塩梅はわかるものですので、ライバルと思われる子たちはほかの上位校の推薦に変えていました。

大学に志望理由書を提出し、面接を受け、無事合格できたのは、アスペ君の特性「決められた試験には強い」が影響したと思います。

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