ADHDや注意欠陥に対する服薬治療の感想

服薬について 放課後デイサービス利用

効果は感じられるが副反応も感じられる

私は専門家ではありませんので、もちろん専門的な知識はなく、この人こんな感想だな、と思ってください。このブログは専門的なことも書かないので、もし関心がある場合には必ずお医者様に聞いてください。

きっかけ

療育機関に通っていた4年生の時、先生から「コンサータを使ってみませんか」というお話がありました。ADHDや注意欠陥に対する治療にはおよそ15年前当時、「コンサータ」と「ストラテラ」という2種類の薬がありました。それぞれ聞き方と副反応が違い、どちらにあっているかはお医者様の判断になりますが、長男君の場合には「コンサータ」がよいのではないかとのことで、投薬を開始し、結果2年半くらい続けたかとおもいます。

やらなくてはいけないこと

「コンサータ」は向精神病薬?に該当し、いろいろ危険な成分が含まれているため、処方できるお医者様が限られていて、必ずしもすべての医師が処方できるわけではないそうです。また、処方は30日が上限なので、毎月療育機関への通院が必要です。ただし、長男君の療育機関では、必ずしも本人が診察を受けなくてもよく、2か月に1回とかにして、その間は保護者が状態を説明することで処方いただけるようでした。

長男君の場合の副反応

私はお医者様ではなく、個人差がありますので、みんな同じとは限りませんが、服薬を開始した当初は食欲減退と若干の体重減少があり、昼の給食も半分くらいしか食べられないことがありました。でも初めて2,3か月にはもう食欲は普通に戻り、体重も戻りました。また、朝服薬しても夜寝にくいということが最初はありましたが、食欲と同じく普通に戻りました。

大変なのは毎月、服薬状況や食欲、摂食量などの状態を表にまとめ、お医者様に報告しなくてはならないことです。

副反応としては、親が疲れた!のみと言ってもよかったです。(個人によっては副反応は様々なので、お医者様の意見を聞きながら服薬するべきです。)

状態はどうだろう

長男君は帰宅すると毎日ベネッセの「赤ペン先生」をやりましたが、効率が上がったかな?と若干感じられる程度でした。また、学校の先生にお聞きしても特に目立った変化はないようでした。

もともと、成長につれて、注意欠陥などは徐々に良くなってきていると思い、中学に入ってから、お医者様から「もう服用しなくていいのでは」とのことで、服用をやめました。

薬はとても高価ですが、1割負担になる制度があります。

コンサータは徐放剤(カプセルみたいのを飲んで体の中で徐々にお薬が出される)のようで、当時は新しい薬で高価でした。

療育医療をはじめ精神科の医療については、「自立支援給付」が受けられることがあります。長男君の場合も1割負担で済みました。給付を受けられるかどうかは、市町村の障害福祉の窓口で確認されてみてもいいかと思います。(長男君の場合には療育機関で案内がありました。)

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