中学校個別支援級の見学について

中学個別見学 画像はつぼみ 放課後デイサービス利用

近くの中学校の個別支援級見学

予約が必要

長男君が小学校6年生になった初夏に中学校の個別支援級についても見学しておいたほうがいいかと思い、申し込みをしました。
申込は小学校の担任が窓口になって、長男君の小学校は個別支援級の6年が2名だけだったのですが、(長男君とのっぽ君)地区ごとにまとめたのかもしれません。
これまで中学校とは何もつながりがなかったので、ありがたかったです。

説明と授業を見学

中学で個別支援級に進級する児童は、障害の度合いがそれほど大きくはないが、気がかりさんというレベルの「境界値」よりもやや低いようです。当時見学した中学校では全員療育手帳を交付されていました。

ご存じのように知的な障害であっても度合いがあり、療育手帳もA1からB2まであり、やはりB1とB2は境界値よりややしたといった度合いで、社会生活を営む上で、若干支障がある、というレベルです。ただ、B型事業所でもB1ぐらいが中心かなと思いますし、一般就労は少し難しく一般の枠組みでも、障害者雇用の対象が目標と思います。

療育手帳があれば、中学で個別支援級に進学しても、高等特別支援学校に進学が可能で、高等特別支援学校はその時私が聞いた範囲では就職率100%と聞きました。ただ、就労系の障害福祉サービスを経由しない場合、障害福祉としての定着支援は受けられないので、「周囲の人と折り合いがつかずやめてしまった。」という話も聞きます。

就労系サービスでは就労継続支援A型が最低賃金を支払うことが可能なので、続けばいいと思いますが、事業所経営の運営自体が厚生労働省の方針でどうなるかわからないところです。

授業見学

見学は体育館でサッカーを見ました。小学校の個別支援級と違い、中学1年から3年までの身長差はそれほどなく、全員が一つのクラスのように割とまとまって見えました。

見学ついでに

長男君が通っていた放課後デイでは、就労継続支援B型事業所の見学や就労移行事業所(限られた年限、2年で一般就労への移行を図ります)の見学会へのお誘いがあり、私も参加しました。
気がかりさんの将来を考えるためには、特に就労移行の見学はぜひおすすめします。(就労移行を経由して一般就職するとその後42か月、3年6か月は障害福祉サポートが受けられますので、就労の定着に向けた支援のためにも利用できればいいのかなと思います。)

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