いつもお坊さんはレンタルです

お寺_おぼうさん 日常について

でも信心はあります

思想信条の自由は日本国憲法上も保証された権利ですので、どのような宗教を信じるか、信じないかは個人の自由です。
でも私はどうしても人とのかかわりが苦手で、お寺と檀家というお付き合いもやはり嫌です。

父が亡くなったときお坊さんをどうするか考えました

もう10年以上も前のことで、母も健在でしたので、父が亡くなった時のお葬式の施主も母でした。ただ、ご本家様からの宗派は決まっていたのですが、お寺とのご縁はなく、どうしたものかと思っていたら、お墓の事務所のほうで宗派にあったお坊さんを派遣してくれるということでした。もちろんお通夜、お葬式、初七日とお経をあげるためのお布施や、いわゆる戒名料は必要でしたが、複雑な手続きもいらず、つつがなく葬儀を終えることができました。

ご縁とお寺様の運営について

四十九日の法要も終え、あとは一回忌、三回忌と行事を踏む予定でしたが、派遣していただいたお寺から盛んに新盆の行事やいろいろな案内が届きます。お寺様もできるだけ檀家や信徒を増やす「営業」をしなくてはなかなか成り立たないと記事等で読んだこともあります。でも母は、辞退しても幾たびも案内が来るので、いささか困り、「もうあのお寺様にはお願いしないように」と話し、一回忌からの行事はすべて、そのことをお墓の事務所に伝え、ほかのお寺からの住職手配をお願いし、派遣していただきました。

縁は異なもの

父の葬儀でお経をあげていただいたお坊さんは、母の好みではありませんでしたが、その母も昨年亡くなりました。(有料老人ホームには大変お世話になりました。)
突然のことで準備ができていなかったので、お坊さんをどこに頼んでいいか悩んでいましたら、葬儀屋のほうで「宗派にあったお坊さんを派遣できます」と言ってくださいました。「お願いします」と願ったりかなったりの状態でしたが、なんとお越しいただいたお坊さんは父の時と同じお寺でした。
でも伝わるはずがないのになぜか、「兄が都合が悪くて」と父の時のお坊さんの弟のお坊さんがお越しになり、お経をあげてくださいました。

縁は異なものとはこのことでしょうか。

お坊さんは派遣でも大丈夫でした

もし突然のことで、困った場合には葬儀社やお墓の事務所に問い合わせてみると、リストから声をかけていただけるかもしれません。

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