母の介護でわかった紹介所の仕組みと利用についての感想

老人_高齢福祉 福祉について

紹介所があってありがたかったことなど その1

昨年母が亡くなりました。女性の平均寿命まで生きたので、一般なみの往生かと思えばその通りですが、晩年は脊椎感狭窄症に間質性肺炎と病気をいくつも持って大変な晩年だったと思います。

何度目かの入院をしてから、在宅での酸素吸入が必要でかつ認知症傾向にあったと思います、これまでの在宅で過ごすことは困難となるので、退院後は施設に入所する必要がありました。

病院は早く退院させたい

病院の病床は、救急時の患者の受け入れや、重傷病者の療養など社会的責務があり、また医療の報酬体系も慢性疾患患者を受け入れる期間が長いほど低くなるように設定されています。
つまり、病院はできるだけ患者をかかりつけ医に戻したいのです。でも在宅で酸素吸入が必要だと、火気を使うことが全くできず、子供たちが皆働きに出ている日中は生活が困難になります。
そこで医師が「MSW(メディカルソーシャルワーカー)を交えてお話しさせていただきたい」との提案をしました。退院後の提案です。

有料老人施設を探す方法

介護に関わったの方にお伺いしたところ、市役所で配っている「ハートページ」というガイドブックがあるそうです。区役所の高齢障害窓口などで無料で配布していました。北部南部に分かれていたので、希望の地区のものをいただきました。(横浜市の場合)

ただ、どのような”つて”でお願いすればいいのかいまいち勇気がいるところです。

ワーカーさんに教えてもらう

面談の日、まずはお医者様から病状の説明があり、まあ、ざっと言うと、「症状はもう変わらないから退院してね。でも在宅は厳しいからワーカーさんに聞いて」みたいなことを言われました。

MSWさんは丁寧な方で、老健(介護老人保健施設)と有料老人ホームの違いや、特養(特別養護老人ホーム)の待ちや状態を教えてくださいました。

同じ部屋でベットが何床も並ぶ病院のような感じではかわいそうだなあなどと思い、有料老人ホームを選択しました。そこで「紹介所にお願いしてもよいですか」と言われ、我々では探すつてがなかったものですから、お願いしました。

その2に続きます。

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